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 AIを使えば簡単に写真をイラスト変換できる?ますます広がるAIイラスト分野の可能性!

写真を自撮りしたり、友人と撮影したものをアプリで美麗に写真加工してから、SNSでアップする方は多いでしょう。最近では、写真を漫画やアニメのようなタッチになっている人物写真や風景写真などもアップされています。特にスマホで撮影した写真をイラストや絵画風に変換する過程を動画にした短いものをSNSで見かけた方もいるのではないでしょうか。

AIを搭載した加工アプリの登場により、その精度やお手軽さは格段に上がっています。そのため、今や写真をAIがイラストに自動生成するのは当たり前の時代です。非常に簡単におしゃれでかわいい似顔絵を手に入れることができるなど、AIイラスト分野の可能性はますます広がっているといえるでしょう。

この記事では、写真からAIがイラストを作成するアプリについて紹介します。

 

PhotoDirector(フォトディレクター)

PhotoDirector(フォトディレクター)は、さまざまな写真加工がこのアプリ1 つでできてしまう写真編集アプリです。画像の編集や調整、AI 技術を使ったアニメーション化などができます。

AI補助によるスマートな編集ツールを多数搭載しており、写り込んだ不要なものを一瞬で除去したり、曇り空を青空へ入れ替えたり、一部を雪のように舞わせる分散エフェクトなど、他のアプリにはない機能がたくさん搭載されています。

写真をイラストにするのも、アニメ風、絵画風、3Dアバター風など様々なスタイルがあり、選ぶだけでAIが加工してくれます。LINEやInstagramのアイコンやSNSでシェアするなど作ったあとの楽しみもあります。ぱくたそでダウンロードした可愛い女性の写真をPhotoDirectorでイラストにしてみました。

元絵:ぱくたそ

 

リアル寄りでありながら美しいイラストなのは、元のモデルが良いというのもありますが、このように一枚の写真から美麗なイラストを作成してくれます。AIは指が苦手なのですが、これはすごくキレイに再現しているのもすごいです。

 

BeautyPlus

BeautyPlus(ビューティープラス)は自撮り写真をアプリが自動でキレイに加工する機能や肌磨きやでか目などの補正機能が充実している美顔加工に特化した写真加工アプリです。

テンプレートもそろっているので、選ぶだけで手軽に盛れる加工が楽しめます。

その中に、AI イラスト風加工ができる機能「AIイラストレイター」があり、簡単に写真をかわいらしいイラスト風に仕上げることができます。「標準」「クリスマス」「お正月」の3パターンから選ぶことが可能です。ぱくたそで画像をダウンロードし、BeautyPlusの「AIイラストレイター」の「標準」で作成してみました。

元絵:ぱくたそ

 

かなりレベルが高いんじゃないでしょうか?AIは手が苦手なのでひどいことになっていますが、髪の毛や衣服の質感が素敵で、全体的に見てかわいいです。目元は小悪魔系だったんですが、絵はやさしいふんわりした感じになっており、これはこれで素敵です。指の部分を書き加えて直せば完璧じゃないでしょうか。

7日間無料トライアルがあるので、気になる方はぜひ使用してみてください。

 

VanceAI 写真イラスト化

「VanceAI 写真イラスト化」は、それぞれ一般写真、ポートレート写真に特化したAIモデルを利用することであらゆる写真を似顔絵や漫画風、絵画風など様々なイラストに自動的に変換できるAI Webツールです。最初に無料で3ポイント付与されており、会員登録することで1ポイント消費してダウンロードできます。

試しに「ぱくたそ」でかわいい女性の画像をダウンロードし、「VanceAI 写真イラスト化」してみました。

元絵:ぱくたそ

VanceAI:https://vanceai.com/ja/toongineer-cartoonizer/

あまりかわいくはないですが、きちんとイラストになっています。顔の左側がどうしても歪んでいて、頬と目と口元と鼻が微妙です。髪の毛もちょっとかぴかぴしている感じがします。

使用した画像は24時間後自動的に削除されるので、安心して利用することができます。

 

Lensa(レンサ)

Lensa(レンサ)は写真編集アプリであり、中にある「魔法のアバター」という新機能を利用することで、自撮り写真をアップするとさまざまなスタイルのポートレートをAIが自動生成してくれます。

「魔法のアバター」機能はアプリ内課金で3.99ドルを支払うと使うことができ、ユーザーが10~20枚の自撮り写真をアップロードすると、様々なスタイルでAIが画像生成した50枚の画像を受け取ることができます。

ただし、ユーザーの顔データはアプリ開発元のプリズマ・ラボ(Prisma Labs)によってAIの人工ニューラルネットワークの学習に使われる可能性があると利用規約に書かれているため、利用する際はそれを理解した上で利用しましょう。

 

 Meitu(メイツ)

Meitu(メイツ)は香港で上場する中国企業美図(メイトゥ)による、画像加工や動画編集ができるアプリです。その中にある自撮りを超美麗なイラスト風に加工してくれる「AIイラストメーカー」機能が日本で人気を集めています。

写真がイラストに変換される様子を動画にもできるので、TikTokやYOUTUBEのショート動画などにお手軽に投稿もできます。自撮り写真をMeituのAIイラストメーカーで変換してみました。

私の自撮りを試してみたのですが、ふくよかでありながら丸い鼻と頬の加減のぐあいが良くて、かわいさを出してくれています。

首のしわをチョーカーで表しているところもユニークさとかわいらしさを感じます。髪型も本当はベリーショートなのですが、編み込み風になっていて、目もぱっちりしていて良いです。大きな肩幅もシワをいれることでそこまで大きく見えません。すごいです。

 

人工知能が専門の鳥海不二夫東京大学教授は、「大概の人にとっては好奇心で終了する」ものの、一部の人は使い続け、その中でまた新しい使い方も生まれてくると予想し、「脅威であり、驚きでもある」と指摘しているそうです。

しかし、Meituを利用するということは、以下の利用規約に承諾したことと捉えられます。

・生成イラストの著作権はMeituが保有

・なのでその画像はMeituga自由に投稿、使用、使い回し可能

・使用された画像が原因でトラブル発生してもMeituha責任を追わない

・作成した画像を削除してもコピーがMeitu側に残る可能性が高い

 

つまり、作成した画像の著作権・知的財産権などの権利すべては永久的にMeituに渡ると考えたほうがいいでしょう。画像をどのように利用するのかはMeituに委ねられることになります。なので、Meituをダウンロードして利用するのは自己責任で利用しましょう。

 

 

まとめ

写真からAIがイラスト風に加工してくれるアプリやWEBサービスなどを紹介してきました。スマートフォンのアプリという誰でも手軽に操作ができるという点から、AIサービスを搭載したアプリによってAI画像生成の可能性はますます広がっていくでしょう。今後のアップデートや新サービスが楽しみです。

ただし、利用する場合は利用規約や有料料金のトライアル期間などをしっかりと把握して理解した上で利用するようにしましょう。自己責任で利用できれば非常に楽しめるサービスであり、それぞれ画風が異なるので自分の好みなものを選びましょう。

初心者でも簡単に加工できるので、ぜひ気になる方は利用してみてください。

 

 

この記事を書いた人:赤堀堂馬(あかほり どうま)

大阪育ちのWEBライター。小説やイラスト、動画作成、ハンドメイドなど様々な創作活動を行っている。色んなところにアンテナを張ることで、様々な視点を持ち原稿を書いている。ポメラニアンが好き。

 

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