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AIが自動作成した画像の適切な活用方法には何がある?活用次第で人間の可能性が広がる!

現在、「Midjourney」などのAI画像生成で作られた絵は、NFTやゲーム作品、映像作品など、さまざまなジャンルで使われています。しかし、AI画像生成を使った髪の色やボリュームを変えただけで同じ人物ばかり出てくるといった低品質な作品が量産されると、その中に良作が埋もれてしまう可能性があります。そうならないためにも、AI画像生成の良さを生かしたより適切な使い方をする必要があります。今回は、AI画像生成で作成された絵の適切な利用方法にはどのようなものがあるのかについて紹介します。

 

NFTでのAI画像生成活用方法

1つ目は「NFTでのAI画像生成活用方法」です。

AIで生成された画像は、ユニークで高値で売却できるため、NFTとしてよく利用されます。

NFT(non-fungible token)とは、ブロックチェーンという分散型台帳に保存され、安全で改ざんされない取引を可能にするデジタル資産の一つです。芸術作品やデジタル収集品、あるいはイベントのチケットなど、さまざまなものを表現するために使用することができます。デジタルアート作品の所有権を表すために使われることが多く、アートやゲームアイテムなど他の資産と同様に取引や売却が可能です。

また、NFTはデジタルデータであれば様々なものが販売可能ですが、主流はやはりイラストです。しかし、AI画像生成を活用することで、作品がプラットフォームに並んだ時にパッと目につくビジュアルを描けないブロガーやライター、作曲家、エンジニアでもNFTに参加しやすくなるでしょう。

さらに、絵が描ける人の中には、AI画像生成で作成された絵に手直しすることで、NFTに出している方もいます。

引用元:Twitter(https://twitter.com/galaxybrain_nft/status/1586310141535657984)

 

ゲームでのAI画像生成活用方法

2つ目は「ゲームでのAI画像生成活用方法」です。

AIで生成された画像は、様々な形でゲームにリアルな背景や3Dモデル、2Dスプライトなどのゲームアセットを作成する際に活用されているようです。

たとえば、Unityでは、2Dゲームでオリジナルのキャラクターやアイテムなどの画像データ(image)をSpriteという形式で読み込むことで、2Dオブジェクトとして利用することができます。

実際にAI画像生成を使用したホラーゲームや本格的な絵日記の生成に挑戦したADVなどの作品は存在しており、2022年9月8日からCute Pen GamesによりAI画像生成による絵を使用したパズルゲーム『This Girl Does Not Exist』がSteamで520円(2022年10月30日現在)で販売されています。

画像引用:Steam「This Girl Does Not Exist」(https://store.steampowered.com/app/2095900/This_Girl_Does_Not_Exist/?l=japanese)

また、フリーゲーム投稿サイト「unityroom」では、インディーゲームクリエイターの「げーむくりえいたーねこ」さんによる画像生成AI「Midjourney」を活用したノベルゲーム「ぼくとAIのなつやすみ」が2022年9月18日から公開されています。

夏休みの宿題をためてしまった少年が、早く終わらせるため「かんたんに絵を書く方法」をインターネットで知り、絵日記の絵をAIに書かせてみる。やがて、絵を通じてAIが少年にメッセージを送り始める……といった内容です。10分ぐらいで終わりますが、きっと2周目をやりたくなると思います。

画像引用:Twitter「げーむくりえいたーねこさん」(https://tinyurl.com/2d2oeln5)

 

 

動画での活用方法

3つ目は「動画でのAI画像生成活用方法」です。

AIで生成された画像は、映像にも利用できます。例えば、背景画像や映像の切り替わりや、動画用の3Dモデルの作成にも利用することができます。

また、自分の頭の中にある作品をAI画像生成や他のものをうまく組み合わせるなど、努力次第で映像作品を個人が作れる時代がもうすでに到来しています。

実際に「Midjourney」と「DALL-E 2」を使った映像作品がTwitterにアップされています。

 

ドイツのエンジニアFabian Stelzerさんの「SALT」という作品は、とある採掘コロニーにできた謎の塩湖を軸に物語が進みます。使用されている画像に効果音や映像の特殊効果ディープフェイクを使った喋る登場人物の表情変化、AIソフト「MURF.AI」による音声などをうまく組み合わせることで、静止画の紙芝居ではなく本当に撮影された映像と錯覚するレベルの作品になっています。

 

H2 画像としてのAI画像生成活用方法

3つ目は「画像としてのAI画像生成活用方法」です。

ブロガーにとって無料でイメージが合う画像を探すのは非常に大変ですが、AI画像生成をうまく活用できれば、イメージにぴったり当てはまるものが作成できます。

引用元:湯葉サイエンス(https://note.com/yubais/m/m70cce7cadfce)

 

また、楽曲作品などを作成されている方の場合、曲のイメージに合った画像をAIで作り出せば、TwitterやYOUTUBEのヘッダーとして使用することで自分の世界観を視覚的に伝えることが可能になります。また、その生み出した絵をテーマにして作曲や作詞、小説を書くといった活動をしている方も多いのではないでしょうか。

画像引用:灼熱紅蓮の楽曲倉庫(https://www.youtube.com/watch?v=T-TZapvTkC0)

 

「Midjourney」の場合、生み出される画像が美しいので、ウェブサイトの背景画像やコラージュ画像・シャドーボックスの画像素材、オラクルカード作成などにも使えそうです。実際、オラクルカードを「Midjourney」を利用して作成されている方もいます。関連する画像を作成して、四コママンガとして発表しても楽しそうです。

引用元:話題の画像生成AI「Midjourney」は絵がヘタクソなマンガ家を救えるか?(https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2208/20/news047.html)

 

 

AIキャッチコピーサービス「Catchy」を利用してAI画像生成でゲーム素材を作成してみる

「Midjourney」は25枚まで無料を試せるのですが、それ以上は課金になってしまうので、オープンソースで無料であり、生成画像の商用利用も可能な「Stable Diffusion」を使って、ノベルゲーム用のゲーム素材を作成してみます。

「Stable Diffusion」などのAI画像生成で絵を描かせる場合、プロンプトと呼ばれる英語呪文が必要となります。詳しくは下記のリンク先の記事をお読みください。

画像AIに自分好みの絵を描かせる「呪文」の作り方とは?英語が苦手でも大丈夫!(https://blog.ai-copywriter.jp/about-ai-prompt/)へ

AIによる様々なシーンで使える文章作成サービスが100以上揃っているAIコピーライティングツール「Catchy」の「AI で画像生成するテキストを作成」を使用して、呪文を作ってもらいます。

女の子の部屋なので可愛い感じに。

メッセージ枠を作ります。

Illustration of a rounded rectangular frame. The background is transparent. material, cute,anime, manga, cute,unreal engine,kawaii,perfect lighting,8k,by Canon EOS 5D Mark4 and SIGMA Art Lens 35mm F1.4 DG HSM, F1.4, ISO 200 Shutter Speed 2000

これで妥協します。次に登場人物を作ります。


主人公を作ります。

illustration of a very cute blonde girl, red eyes, wearing a black dress, cute, full body, Girl cartoon style, cute, anime, cartoon, cute, no background,The Melancholy of Haruhi Suzumiya,cute,unreal engine,kawaii,perfect lighting,8k,by Canon EOS 5D Mark4 and SIGMA Art Lens 35mm F1.4 DG HSM, F1.4, ISO 200 Shutter Speed 2000

 

ノベルゲームのワンシーンができあがりました。

主人公である女子高生、里山リサが大好きな竹中くんを部屋に連れ込むことに成功したものの、部屋には天使のイサクが待っていて慌てているシーンです。

動画編集したものがこちらになります。

AI音声さんを使用することでキャラクターに声がつき、よりリアルにゲーム感がアップしているのではないでしょうか。

絵が描けなくても、AI画像生成にうまく呪文を入力することで立ち絵や顔アイコンを作成でき、さらにAI音声を活用してセリフを作ることで立派なゲームのワンシーンになっています。メッセージウィンドウの枠がごつすぎるのとアイコンが中に入りきれなかったのは少し不格好ですが、逆にかわいらしさを醸し出しています。

 

 

まとめ

AI画像生成で作成された絵は精度が高いものが多く、ただ画像としての価値だけでなく、AIが作り出したという良さや時短などを活かしてNFTやゲーム、動画など様々なジャンルで活用されています。

実際AI画像生成を活用して作品作りをしている方は多く、絵を描けない人でも動画編集ができれば簡単な映像制作が可能です。そのため、AI画像生成は苦手ジャンルを補うことでその人の可能性をさらに広げてくれる存在であり、手を組むと心強いパートナーといえるでしょう。今後もっとAIの技術が進んでいけば、人間の「できること」もさらに増えていき、よりよい社会へが展開されていくかもしれません。

ただし、AI画像生成にプロンプトを入力するには英語が必要になります。その際はゼロから自分で全て英文を考えるより、AIキャッチコピーサービスやGoogle翻訳を活用してみるのがオススメです。この記事を読んで興味を持たれた方は、ぜひこの機会にAIキャッチコピーサービスを活用してAI画像生成で絵を作り出し、様々なジャンルの作品作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

 

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