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人間をAIが論破してしまう時代?AIコピーライティングツールの実力とは!?

最近、「論破」という言葉をネット上で目にしませんか。
「論破王」の異名を持つ2ちゃんねる開設者のひろゆき氏は、ネット上で活躍されていますし、Twitterに目を向けると論破した、しないなどのツイートをしばしば見かけます。
論破とは議論をして相手の主張を破ることで、論破した方は自分の主張を通せて気持ちのよい思いをしますし、論破された方はその逆で悔しい思いをするわけです。
相手の主張を論破しようとしたとき、感情のままに思いつきで反論しても相手の主張を覆すことはできないので、相手を論破するには論理的に丁寧に反論する繊細な技術が求められます。
この記事では、議論になったときに相手を論破するためのコツを、いくつか紹介します。日常生活や仕事の中で議論の必要が生じたときに備えて、ぜひ参考にして論破のテクニックを身につけてください。
ただし、普段の生活の中で他人を論破ばかりしていると、良好な人間関係が壊れる可能性があるので、他人を論破するのは本当に必要なときに限定しましょう。
Contents
論破のコツ
論破をするためには、とにもかくにも説得力のある話をすることが肝要です。それは、説得力を持つ相手に対して人は無条件に従いがちで、相手だけでなく周囲の賛意も得られやすくなるからです。
そこで、ここでは論破の目標を、「説得力のある話をして、相手が何も言えなくすること」と設定し、相手に何も言わせなくする論破のコツを紹介します。
質問して相手にたくさんしゃべらせる
論破の足がかりは、相手の主張の中に矛盾を見つけることです。しかし、相手が話してくれなければ論破の材料を見つけられません。
そこで、いろいろな角度から質問を投げかけて相手に答えてもらうことで、矛盾する点を見つけ出せる可能性が高まります。
相手に気持ちよくしゃべってもらいつつ、論理の穴を虎視眈々と狙いましょう。
事実にこだわる
人が話す内容は、「事実」、「推測」、「意見」のいずれかに分類できます。事実(≒データ)に対しては反論の余地はありませんが、推測や意見は相手に付け入る隙を与えるものです。
ひろゆき氏の有名なフレーズに「それはあなたの感想ですよね」があるように、推測や意見は論破のきっかけになります。客観的なデータに基づいて自分の主張を展開する相手を論破するのはとても難しいですが、議論にあたってデータをしっかり準備する人はあまりいません。
相手が自分の主観や常識をベースに主張を展開してきたときは、具体的な例やデータの提示を求めるとよいでしょう。
そして、自分の主張を通したいときは、事実に基づいて議論を進めることを常に意識してください。
感情的にならず冷静さを保つ
議論がヒートアップしてくると、お互いに感情的になりがちです。しかし、冷静さを欠くと発言内容に説得力がなくなったり矛盾が生じたりして、相手や周囲の理解は得られにくくなります。
自分の主張を述べる時は大きな声でゆっくりと、理解してもらえるように自信を持って話すことに注力し、冷静さを保って議論を進めましょう。
また、わざと威圧的な口調で話すことで相手を畏怖させ、自分の主張を押し通そうとする人もいます。そのような相手に対しては、口調や表情といった非言語部分に気を取られないように意識し、冷静に相手の言った内容に集中して、論破のきっかけを探してください。
議論の勝敗にこだわりすぎないこと
議論が進むと本来の議論の目的を忘れて、とにかく相手を打ち負かそうという考えに支配されることがあります。議論に勝とうと思ったら、相手の主張に対して徹底的に根拠やデータを求め続けるという方法がその一つです。
しつこく根拠やデータを求め続ければ、少なくとも引き分けに持ち込むことはできるでしょう。
しかし、その議論は生産的で有意義なものと言えるでしょうか?
下手をしたら何もアウトプットを生み出さず、ただ双方に遺恨を残しただけになりかねません。それでは、今後の仕事に支障をきたすことにもなり、議論の目的を達したとは言えないでしょう。
もちろん、自分の主張を通さなければならないときは、相手に負けないことは大切ですが、お互い冷静さを取り戻すために別の機会に再度議論の場を設けるなど、議論の目的を忘れずにアウトプットを出すことを常に意識してください。
AIコピーライティングツールを活用して論破する
相手を論破したいという場面に出会ったとき、これまで述べてきたことに意識すれば、簡単には議論に負けないはずです。しかし、そうは言っても議論が苦手な人にとっては、相手を論破することは容易ではないでしょう。
そのような人は、ある主張を論破する練習をするとよいです。論破を練習する際は、人工知能(AI)を活用したAIコピーライティングツールを使うのがおすすめです。
今回は、AIコピーライティングツールを使って、さまざまな主張に対して論破を試みます。AIコピーライティングツールとは、「マーケティング」「広告」「文章作成」「SNS」「メッセージ」など、さまざまなカテゴリで文章や企画などを提案してくれるツールです。
「文章作成」のカテゴリの中に「論破する」というツールがあり、論破したい主張を入力すると、その主張を論破する文章を作成してくれるので、このツールを使って実際にツールが作成した主張を見てみましょう。
なお、論破したい主張を入力するときは、ユーザーが満足するアウトプットが得られるよう、「略語はできるだけ使わずに正式名称を使う」、「専門性の高い用語は説明を加える」、「抽象的な表現は避けて具体的に書く」といったコツが書かれているので、この指示に従って入力してください。
朝食はパンよりごはんの方がよいに対する論破
まずは、朝食はパンよりごはんの方がよい、という主張に対して、論破してみます。ツールの指示に従い、論破したいトピックを以下のように入力しました。
トピックの内容を入力して「作成する」ボタンを押すと、この内容に対して次のように論破の文章をツールが提案してくれます。
以上のように、ごはんよりパンの方が朝食に優れている文章を、細かく作成してくれました。簡単に入力したトピックに対して、ここまで細かく反論する文章を作成してくれるとは驚きです。
この主張を補強するには、パンの方が腹持ちがよいこと、栄養価が高いこと、ごはんより糖分が少ないことの根拠(データ)を示すとよいでしょう。
地球温暖化の原因は温室効果ガスの増加に対する論破
次は、地球温暖化の原因は温室効果ガスの増加である、という主張を論破してみます。以下のように主張を設定しました。
このトピックに対して、以下のような論破の文章をツールが提案してくれました。
シンプルな文章ですが、科学的根拠がないというのはよい主張です。ただし、このような主張をする場合は、本当に科学的根拠がないのか、文献などをよく調べておく必要があります。
映画は字幕より吹き替えがよいに対する論破
最後に、映画は字幕より吹き替えの方がよい、という主張に対して論破してみます。論破したい主張について、以下のように内容を設定しました。
この主張に対して、ツールが提案してくれた論破の文章は次の通りです。
上記のとおり、設定した主張に対する論破の文章が提案されました。シンプルな主張ですが、3つの理由を挙げてしっかり反論してくれています。
ツールの反論の丁寧さはトピックによるらしく、しっかり反論してくれる場合もあれば簡単な反論しか提案してくれない場合もありました。
専門的なトピックには、根拠を挙げてしっかり反論するのは難しいようで、アウトプットをそのまま使いにくい時もありますが、論破の練習をするには問題ないでしょう。
まとめ
自分の主張を通すために相手の主張を論破しなければならないときは、事実に基づいて自分の主張を構築するとともに、感情的にならず冷静に相手の言い分の矛盾点を見つける必要があります。
しかし、感情に左右されず冷静に相手の主張を論破するのは簡単ではありません。
そのようなときにおすすめなのが、AIライティングツールを使って論破を練習することです。
ツールの中の「論破する」を使えば、論破したい主張を入力するだけでAIが論破の文章を提案してくれます。トピックによっては提案してくれた論破の文章は十分ではないかもしれませんが、その文章を自分なりに補強することで、論破につなげることができます。
AIコピーライティングツールを使うことで、相手の主張をうまく論破できない、という問題を解決できるかもしれないので、このようなツールの活用をぜひご検討ください。