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系統的にアイデアを得られるロジックツリー。その書き方と活用法とは

ロジックツリーは、問題の原因や解決策を見出せるフレームワークとして、多くのビジネス現場で活用されています。問題の全体像や構造を把握しやすく、チーム全体で情報共有をしやすいため、プレゼンの場で使う方も多いです。
さまざまな思考法・フレームワークを知っておくと、多角的な視点で問題の原因や解決策を模索できます。
そこでこの記事では、ロジックツリーのメリットやポイント、活用法、AIを活用したコピーライティングツールの活用方法などについて解説します。
Contents
ロジックツリーとは
ロジックツリーとは、問題解決策を論理的に導き出すためのフレームワークです。問題や原因を構成する要素をひとつひとつ分解して広げる図が枝のようなツリー状となることからロジックツリーと名付けられました。
問題の全体像を把握でき、解決策の優先順位を付けやすい上に情報共有がしやすいことから、ビジネスのプレゼンでもロジックツリーを活用することは多いです。
ロジックツリーのメリット
ここでは、ロジックツリーのメリットについて見ていきましょう。
問題の全体像を把握しやすい
ロジックツリーのメリットは、問題の全体像を把握しやすいことです。問題や原因を構成する要素をツリー状に書き出すため、問題を取り巻く全体像がわかります。
問題の原因を特定しやすい
ビジネス上の問題(課題)の原因を特定しやすいこともロジックツリーのメリットです。物事を細かく分解していくので「A商品の売上が落ちた原因はターゲットのニーズの変化」「Cサービスのキャンセル率が高くなった原因は自社商品の口コミ」など、問題の原因は何なのかを特定しやすくなります。
解決策の優先順位が付けやすい
ロジックツリーは、問題の全体像と複数の解決策を把握できるため、
・どの解決策が最も効果が高いか
・どの解決策が最も早く効果が出るか
・どの解決策が費用を少なく抑えられるか
など、解決策の優先順位を付けやすくなります。
情報共有しやすい
ロジックツリーを使えば、問題やその原因が見える化されるため、メンバーと情報共有でき、共通認識を作れます。メンバーとの認識のズレを防ぎ、問題解決に向けて全体でアクションを起こすことができます。
ロジックツリーの書き方・作り方のポイント
ここからは、ロジックツリーの書き方・作り方のポイントについて見ていきましょう。
問題の定義を明確にする
ロジックツリーを作るときは、事前に問題の定義を明確にしましょう。定義が変わるとロジックツリーの枝分かれの部分が変わり、解決策も異なります。
例えば「会社の売上を昨年比200%にする方法」と「会社の利益を昨年比200%にする方法」とでは「新商品を開発する」「コストを削減する」など解決策は全く違ってきます。
問題の定義を明確にした上で、ロジックツリーを作成してください。
MECEに考える
MECEとは「Mutually(相互に)、Exclusive(重複せず)、Collectively(全体として)、Exhaustive(漏れがない)」といったマッキンゼーが提唱するロジカルシンキングのひとつで「漏れなくダブりがない」状態を指します。
ロジックツリーで各要素に漏れやダブりがあると、正確な原因の把握や解決策を導き出すことが難しくなります。MECEを意識して要素を分解しましょう。
具体的な行動に落とし込めるまでやる
ロジックツリーの目的は、問題の原因を把握して解決策を見出すことです。分析(原因の把握)だけで終わらず、ツリーの先端が具体的な行動・解決策まで進めることでロジックツリーは完成します。
ロジックツリーの活用法
ここでは、ロジックツリーの活用法について見ていきましょう。
原因分析
ロジックツリーは、問題の根本的な原因を追求するのに活用できます。「なぜ売上が下がったのか」「なぜ顧客満足度が下がったのか」など、問題に対していくつもの要素に分解して、具体的な原因を突き止めます。
問題解決
ロジックツリーを活用すれば、問題の原因がわかり、解決先も見い出せます。具体的な解決策・行動を落とし込むまでツリーを作成し、問題解決に必要な行動をチームで共有できます。
把握
構造把握にもロジックツリーは活用できます。物事を構成する要素をひとつひとつ分解して枝のように広げていくため、構造を細かく把握できます。
Catchyの問題の把握や解決策を見出すのに役立つ機能
ここまで、ロジックツリーのメリットや書き方・作り方のポイント、活用法などについて紹介しました。ロジックツリーを活用することで、問題の原因や解決策がわかります。しかし、問題の原因や解決策を見出す手段はたくさんあったほうが効果的です。
そこでおすすめなのが、人工知能(AI)の力を借りる方法です。AIを活用したコピーライティングツール「Catchy」は「マーケティング」「仕事の相談」「YouTubeの企画」など、100を超えるシーンで使える文章や企画提案を行います。
Catchyでは、問題の把握や解決策を見出すのに役立つ機能が多数搭載されています。
・サービスが提供する価値
・ユーザーの課題と解決策
・BABモデル
・FABモデル
・課題から作る新規事業
・なぜなぜ分析
・YouTube動画のアイデアなど
ここからは、実際にCatchyの機能を利用して、得られる提案について見ていきましょう。
ユーザーの課題と解決策
Catchyの「ユーザーの課題と解決策(サービス編)」で、サービス名「オリジナル子供靴を作れるWebサイト」、サービスの説明「写真やイラストなどを取り込みオリジナルの子供靴を作れるサービス」と入力した場合に得られた提案は、次のとおりです。
数秒〜数十秒で、上記の提案がありました。ユーザーが抱える課題とその解決策や、サービスのコンセプト、コピーなどを考える際に役立ちます。
課題から作る新規事業
Catchyの「課題から作る新規事業」で、潜在ユーザーが抱える問題を「好きなデザインのスマホケースがない、スマホケースがすぐに汚れたり壊れたりする」と入力した場合に得られた提案は、次のとおりです。
上記のほかにも多数の提案がありました。現状の課題から新規事業を考える際の参考になります。すぐに多くの提案をもらえるため、多角的な視点から考えることが可能です。
まとめ
ロジックツリーを活用すれば、問題の原因や解決策を見出せます。ビジネスの課題解決や企画プレゼンなどで活用できます。チーム内での情報共有や構造把握にも便利なフレームワークです。
また、ロジックツリーとあわせてAIコピーライティングツール「Catchy」を利用することで、多角的な視点で問題解決策を導き出せます。
Catchyは数秒〜数十秒で提案をもらえるため、スピーディーで効率的です。課題解決に役立つ機能を多く搭載しており、商品・サービスの開発や改善、マーケティングなどに有効です。AIツールに興味がある場合は、早速AIコピーライティングツール「Catchy」を試してみましょう。